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  <title type="text">よもぎの作品更新情報</title>
  <subtitle type="text">よもぎが最近投稿した作品のリストです。最大100件を表示します</subtitle>
  <updated>2026-06-04T18:10:00+09:00</updated>
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    <name>よもぎ By 小説家になろう</name>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第17話　あるべきはず](エピソード17)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　店を出てから、しばらく誰も口を利かなかった。

　夜の道は静かだった。けれど、静かだからといって何もないわけではなかった。遠くで路面電車の音がし、どこかの店の戸を閉める音がし、酔った男の笑い声が一度]]></summary>
    <published>2026-06-04T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-06-04T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第16話　誤解](エピソード16)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　先生と静は、仲のよい夫婦に見えた。

　少なくとも、葵の目にはそう映った。

　先生は座敷で和田と話している時、何かのついでに下女を呼ばず、襖の方を向いて静を呼ぶことがあった。

「おい、静」

　]]></summary>
    <published>2026-06-03T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-06-03T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第15話　天罰](エピソード15)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　幸いにして、先生の予言はまだ実現しなかった。

　和田の足は、相変わらず先生の家へ向いた。先生の家へはもう行かない、外の方へ手を広げる、そんな日が来る気配は、少なくとも今の和田には見えなかった。

]]></summary>
    <published>2026-06-02T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-06-02T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第14話　淋しい人](エピソード14)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　和田は、それからも先生の家へ通った。

　月に二度、あるいは三度。

　葵はその回数を、和田の口から聞くたびに、胸の奥で小さく数えた。数えない方がいいと分かっていても、数えてしまう。和田の足が先生の]]></summary>
    <published>2026-06-01T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-06-01T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第13話　墓参りと散歩](エピソード13)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　それから、和田は時々先生の家を訪ねるようになった。

　葵は毎回一緒に行かなかった。

　最初にそう決めた時、葵は少しだけ自分を褒めたい気持ちになった。和田と先生の関係を、自分が横から奪わずにすむ。]]></summary>
    <published>2026-05-31T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-31T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第12話　友達の墓](エピソード12)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　雑司ヶ谷へ向かう道の途中で、葵は何度も引き返したくなった。

　けれど和田は、先生の家を出た時よりも少し早い足取りで歩いていた。焦っているというほどではない。ただ、今行けば会えるかもしれないという思]]></summary>
    <published>2026-05-30T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-30T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第11話　雑司ヶ谷へ](エピソード11)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　二度目に同行すれば、雑司ヶ谷の場面に自分も居合わせることになるかもしれない。

　葵は朝から、そのことばかり考えていた。

　和田はもう、一度先生の家を訪ねている。先生は留守だった。そこまでは原作の]]></summary>
    <published>2026-05-29T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-29T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第10話　三浦春](エピソード10)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　朝は、葵が思っていたより早く来た。

　障子の向こうが白み始めた頃、廊下で誰かの足音がした。桶の水が揺れる音、戸を開ける音、低い声で交わされる挨拶。下宿の一日は、葵が目を覚ます前からもう動き始めてい]]></summary>
    <published>2026-05-28T18:10:00+09:00</published>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第9話　変わる本文](エピソード9)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　夕飯の膳は、思ったよりも早く運ばれてきた。

　下宿の食堂には、葵と同じくらいの年頃の娘が何人かいた。みな、葵を見ると一度は目を向けたが、すぐに茶碗や箸の方へ戻った。珍しいものを珍しいと言わないだけ]]></summary>
    <published>2026-05-27T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-27T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第8話　東京へ](エピソード8)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　翌朝、鎌倉の海は昨日までと同じように光っていた。

　けれど葵には、それが少し遠いものに見えた。

　同じ波の音がしている。同じ潮の匂いがする。掛茶屋の方からは、早くも人の声が聞こえていた。けれど自]]></summary>
    <published>2026-05-26T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-26T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第7話　仮の行き先](エピソード7)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　先生の宿を出たあと、和田はしばらく黙っていた。

　寺の境内を抜ける道は、海辺よりも暗かった。木々の影が足元に落ち、夕方の風が葉を揺らしている。葵は和田の少し後ろを歩きながら、さっきの部屋の空気を何]]></summary>
    <published>2026-05-25T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-25T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第6話　愉快ですね](エピソード6)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　翌日、和田はいつもより早く支度をした。

　宿の廊下で顔を合わせた時、葵はすぐに分かった。和田はもう、海の方を見ている。昨日、あの人が言った「また海で会うかもしれませんね」という言葉が、まだ胸の中に]]></summary>
    <published>2026-05-24T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-24T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第5話　眼鏡](エピソード5)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　それから何日か、和田は同じ時刻に浜へ行った。

　葵も一緒に行った。

　宿の奥の狭い部屋には、まだ慣れなかった。朝になるたび、葵は見慣れない天井を見上げて、ここが自分の部屋ではないことを思い出した]]></summary>
    <published>2026-05-23T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-23T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第4話　奥の狭い部屋](エピソード4)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　和田の宿は、海から近かった。

　けれど、鎌倉の賑やかな方角からは少し外れていた。掛茶屋を離れると、人の声はすぐに薄くなった。潮の匂いだけが残り、古びた家々の間を細い道が続いている。砂の混じった道を]]></summary>
    <published>2026-05-22T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-22T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第3話　西洋人と先生](エピソード3)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　和田は、葵の視線を追った。

　掛茶屋の外は、夏の光で白く霞んでいた。砂の上には人が多かった。海から上がって濡れた髪を拭く人、これから着物を脱いで海へ入ろうとする人、子供の手を引いて波打ち際へ向かう]]></summary>
    <published>2026-05-21T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-21T18:10:00+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第2話　鎌倉の海](エピソード2)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　小林葵が最初に感じたのは、光だった。

　教室の蛍光灯とは違う。もっと白く、もっと遠慮がなく、まぶたの裏まで焼くような夏の光だった。次に、音が来た。ざぶん、と崩れる波の音。人の笑い声。砂を踏む足音。]]></summary>
    <published>2026-05-20T17:50:44+09:00</published>
    <updated>2026-05-20T17:50:44+09:00</updated>
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    <title type="html"><![CDATA[連載作品[先生の遺書を、まだ読まない　――「こころ」の悲劇を知る私だけが、先生を止められるはずだった。-第1話　現代文の教室](エピソード1)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[　小林葵は、教科書の上に落ちた自分の影を見つめていた。

　六月の教室は、少し蒸し暑かった。窓は半分開いているのに、風はあまり入ってこない。遠くのグラウンドから、体育の笛の音がかすかに聞こえていた。
]]></summary>
    <published>2026-05-19T18:10:00+09:00</published>
    <updated>2026-05-19T18:10:00+09:00</updated>
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