<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
  <title type="text">_mon_mon_の作品更新情報</title>
  <subtitle type="text">_mon_mon_が最近投稿した作品のリストです。最大100件を表示します</subtitle>
  <updated>2026-08-21T19:43:36+09:00</updated>
  <generator version="1.0.0">Hina Atom Generator</generator>
  <link rel="alternate" type="text/html" href="https://mypage.syosetu.com/mypage/novellist/userid/3109049/"/>
  <link rel="self" type="application/atom+xml" href="https://api.syosetu.com/writernovel/3109049.Atom"/>
  <id>https://mypage.syosetu.com/mypage/novellist/userid/3109049/</id>
  <author>
    <name>_mon_mon_ By 小説家になろう</name>
    <uri>https://mypage.syosetu.com/3109049/</uri>
  </author>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-「証拠ならいくらでも作れる」――その脅迫、完全な『自白』として一言一句違わず記録いたします](エピソード19)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「リオネル・ダルク。証言を取り下げなければ、今夜中にエステル嬢を新たな横領容疑で告発する」

戸口に立つ男の声は低く、静かだった。灯りの下でも、その顔には見覚えがない。

背は高くないが、佇まいだけで]]></summary>
    <published>2026-08-21T19:43:36+09:00</published>
    <updated>2026-08-21T19:43:36+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/19/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/19/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-「綺麗すぎるのが怖い」――技士の直感と、記録庫が暴く魔法依存防壁の絶望的な末路](エピソード25)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[王都の外壁が見えた瞬間、ケンジは足を止めた。

継ぎ目がほとんど無い。

石を積んだ跡が、まるで一枚岩のように滑らかに連なっている。

「……多すぎる」

「先生、何がです」

「継ぎ目の数だ、トト。]]></summary>
    <published>2026-08-21T11:57:38+09:00</published>
    <updated>2026-08-21T11:57:38+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/25/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/25/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-「沈黙はあなたを守らない」証言撤回の脅しには三十年分の被害額で対抗する。記録こそが身を守る盾となる](エピソード18)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「先生! 遺族の何人かが、証言を撤回するよう脅されてます!」

戸を叩く音より先に、マリーの声が飛び込んできた。頬が上気し、息が乱れている。

肩で息をする彼女の襟元には、走ってきた道の土埃がうっすら]]></summary>
    <published>2026-08-20T21:07:54+09:00</published>
    <updated>2026-08-20T21:07:54+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/18/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/18/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-「全部を均等に見るから足りなくなる」アラフォー技士は『重点検査』の思考で護衛不足の慣例を打ち破る](エピソード24)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[村長宅の板の間に、地図が広げられていた。

油の染みた紙の上で、街道を示す線が北へ向かって伸びている。

バルガスの太い指が、王都までの道のりをなぞる。

節くれ立った指先が、地図の端で止まった。

]]></summary>
    <published>2026-08-20T11:57:38+09:00</published>
    <updated>2026-08-20T11:57:38+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/24/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/24/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-「帳簿には触れさせないわ」不当な差し押さえを規程で退け、私たちは対等な共同経営者になる](エピソード17)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「本日をもって、当事務所の帳簿一切を差し押さえる——財務卿閣下のご命令である」

戸口に立った男は、封蝋の押された令状を突きつけてきた。革の鞄を抱えた助手が二人、その背後に硬い顔で控えている。

男の]]></summary>
    <published>2026-08-19T19:44:10+09:00</published>
    <updated>2026-08-19T19:44:10+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/17/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/17/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-「備蓄の六割を供出せよ」防壁崩壊の危機。追放された技術者は村を守るため『己の頭脳』を身代わりに因縁の宮廷へ乗り込む](エピソード23)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[王家の紋章を掲げた早馬が、土埃を上げて広場に駆け込んできた。

蹄の音が土を叩くたび、篝火の支度をしていた村人たちの手が止まる。

馬の鼻先から漏れる荒い息が、朝の冷えた空気に白く尾を引いた。

汗に]]></summary>
    <published>2026-08-19T12:00:40+09:00</published>
    <updated>2026-08-19T12:00:40+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/23/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/23/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-逃亡を図る役人の「金貨百枚」の要求。ならば、あなたが隠した「裏の帳簿」で証言を買い取ります](エピソード16)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「今夜の便で発つ。証言が欲しければ、金貨百枚、日没までに」

伝令の少年は息を切らしながら、それだけを言い切った。手の中の紙切れを握りしめる指が、白くなっている。

肩が大きく上下し、額には玉の汗が浮]]></summary>
    <published>2026-08-18T19:43:37+09:00</published>
    <updated>2026-08-18T19:43:37+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/16/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/16/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-王室の不正を暴き、ついに『不壊の堰』が開通する。だが、歓喜に沸く水路の底から“光るはずのない石”が見つかる](エピソード22)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[広場に、堰の完成よりも先に沈黙が満ちた。

朝の陽はまだ低く、乾いた土の匂いが風に混じっている。

集まった村人たちの息づかいさえ、いつもより固く縮こまっていた。

随員たちの中から、初老の男が一歩前]]></summary>
    <published>2026-08-18T11:57:40+09:00</published>
    <updated>2026-08-18T11:57:40+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/22/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/22/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[短編作品[婚約破棄された魔法審査官は、元婚約者の欠陥魔道具を全件不合格にします](短編)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[重厚な真鍮製の審査印が、分厚い羊皮紙の申請書に叩きつけられる鈍い音が響いた。
ルミナは赤いインクで『不合格』と押された書類を、分解された魔道具の真鍮製ギアや導線とともに窓口のカウンターへ押し返した。
]]></summary>
    <published>2026-08-18T11:20:54+09:00</published>
    <updated>2026-08-18T11:20:54+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n9640mp/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n9640mp/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-元婚約者からの法外な賠償請求――脅迫状の「算定式」と「筆跡」から、あなたの隠し借金を暴き出します](エピソード15)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「ギヨーム侯爵令息家より、内容証明にございます。本日中にご回答を」

戸口に立った使者は、封蝋の紋章を掲げたまま一歩も引かなかった。声には抑揚がなく、用件だけを機械のように繰り返す。

分厚い紙の重み]]></summary>
    <published>2026-08-17T19:43:41+09:00</published>
    <updated>2026-08-17T19:43:41+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/15/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/15/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-「片方は石、片方はまだ泥だ」――ごまかしの利かない公開比較実験が、王室の威を借る使者の不正を白日に晒す](エピソード21)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[広場に、二つの型枠が並んだ。

朝の陽が斜めに差し込み、木枠の縁を白く縁取っている。

土を踏み固めた地面には、村人と視察団の足跡が幾重にも重なっていた。

集まった村人のざわめきが、朝の冷えた空気を]]></summary>
    <published>2026-08-17T12:01:13+09:00</published>
    <updated>2026-08-17T12:01:13+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/21/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/21/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[短編作品[婚約破棄された悪役令嬢ですが、あなたが誇る『魅了魔法』は私の香水ですよ](短編)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「――セリア・クラウディス伯爵令嬢！ 貴様のような嫉妬深く卑劣な悪役令嬢との婚約は、本日この場をもって破棄させてもらう！」

豪華絢爛な王宮の大広間。幾重にも重なるクリスタルのシャンデリアが眩い光を撒]]></summary>
    <published>2026-08-17T03:52:57+09:00</published>
    <updated>2026-08-17T03:52:57+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n7611mp/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n7611mp/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-第14話](エピソード14)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「先生! 三十年前の記録院の獄吏だった人が、まだ生きてます——でも」

事務所に駆け込んできたジョエルが、息を切らしながら机に手をついた。頬が上気し、汗が額を伝う。肩が大きく上下し、声が途切れがちにな]]></summary>
    <published>2026-08-16T20:02:28+09:00</published>
    <updated>2026-08-16T20:02:28+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/14/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/14/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-未検査の樽、規格外の砂、不在の発注記録――「手順と記録」が暴く決壊の真実](エピソード20)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「先生、樽に検査の印がありません」

トトの声が、記録小屋に響いた。

夜更けの灯りが、棚に並ぶ樽の影を長く伸ばしている。

灯りに照らされた樽の木肌に、指先を這わせている。

ケンジは焼き印の照合表]]></summary>
    <published>2026-08-16T11:58:12+09:00</published>
    <updated>2026-08-16T11:58:12+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/20/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/20/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[短編作品[婚約者は私でなく「私の背後にいる聖女の力」が好きだったらしいが、その聖女は私なのだが？](短編)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「リディア・フォン・クロムウェル！ 私は今日、この時をもって君のような凡庸な女との婚約を破棄する！」

王立魔力研究所の壮麗な大広間に、冷たくも甲高い声が響き渡った。

静まり返った空間に、集まってい]]></summary>
    <published>2026-08-16T08:23:35+09:00</published>
    <updated>2026-08-16T08:23:35+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n7096mp/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n7096mp/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-日没まで十二刻、母の符丁を解け――決算書に残る、三十年前の日付](エピソード13)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「本日日没までに、不備なき決算書を提出されなければ、ヴェルヌイユ家の記録は永久封印となります」

王室記録院の窓口で、若い職員が事務的に告げた。羊皮紙の受付簿を指でなぞる仕草が、感情のなさを際立たせる]]></summary>
    <published>2026-08-15T19:43:25+09:00</published>
    <updated>2026-08-15T19:43:25+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/13/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/13/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-樽の番号が語る嘘、崩れた七番区画](エピソード19)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「先生、水位、上がってます」

トトの声が、堰の上に響いた。

ケンジは記録板から顔を上げた。

「流量はどうだ」

「毎秒二百……いや、二百五十まで来ました」

「上がるペースが速すぎる。何秒で二百]]></summary>
    <published>2026-08-15T11:57:15+09:00</published>
    <updated>2026-08-15T11:57:15+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/19/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/19/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-競売まで五日、私は帳簿箱だけは渡さない](エピソード12)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「本日をもって、ヴェルヌイユ元伯爵邸および家財一式を競売に付す——異議のある者は、五日以内に申し出よ」

競売人の号令が、朝靄の中に響き渡った。しわがれた声が石畳に反響し、通りを行く人々が足を止める。]]></summary>
    <published>2026-08-14T19:43:22+09:00</published>
    <updated>2026-08-14T19:43:22+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/12/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/12/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-砂糖と樽の証言――七番だけが甘い理由](エピソード18)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「甘い……?」

ケンジは供試体に鼻を近づけたまま、しばらく動きを止めた。

割れた断面から漂うのは、土の匂いだけではない。

微かに、蜜のような甘さが混じっている。

湿った断面の奥から、じわりと立]]></summary>
    <published>2026-08-14T11:57:18+09:00</published>
    <updated>2026-08-14T11:57:18+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/18/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/18/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-「全帳簿を出せ」三日間の期限、渡さないと決めた証言がある](エピソード11)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「先生! リオネルさん! 王室から、封書です——財務卿ロシュ子爵閣下の印が!」

ジョエルの声が、事務所の戸口から弾けるように響いた。言いかけていた言葉を呑み込んだリオネルの喉が、小さく動く。

「…]]></summary>
    <published>2026-08-13T19:43:22+09:00</published>
    <updated>2026-08-13T19:43:22+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/11/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/11/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-水路は歓声に沸いた――三日後、たった一つの供試体だけ芯が固まっていなかった](エピソード17)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「開けます!」

ケンジの声が、朝の水路に響いた。

木製の水門が軋みながら持ち上がっていく。

湿った木の匂いと、下流から吹き上げる冷たい風が入り混じる。

歯車の軋む音が、一つ、また一つと重なって]]></summary>
    <published>2026-08-13T11:57:33+09:00</published>
    <updated>2026-08-13T11:57:33+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/17/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/17/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-「証拠を焼いた者に、資格はない」――十二回の一致が、書記官を沈黙させた](エピソード10)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[商人街の祭事組合、その総会の広間に、グレゴワールの声が響いた。

「田舎商人風情が、王室書記官を裁くつもりか」

広間に張られた燭台の炎が揺れ、居並ぶ組合員たちの視線が、一斉にグレゴワールへ集まる。木]]></summary>
    <published>2026-08-12T19:43:16+09:00</published>
    <updated>2026-08-12T19:43:16+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/10/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/10/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-王室の贈り物を試験台に――記録係の少女、王家の使者に啖呵を切る](エピソード16)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「王様の贈り物でも、確かめなきゃ記録じゃない!」

トトの声が、朝の広場に響いた。

木札を握りしめた小さな手が、白く震えている。

湿った朝霧の匂いが、まだ広場の隅に残っていた。

白い樽は昨日と同]]></summary>
    <published>2026-08-12T11:57:31+09:00</published>
    <updated>2026-08-12T11:57:31+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/16/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/16/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-二百十六枚の一致——数字は、偶然のふりが下手](エピソード9)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「先生、大変だ! 名義変更、もう出されてる!」

ジョエルが事務所の扉を蹴破るように開けた。息が上がり、頬が赤く、額には玉の汗が浮いている。

「落ち着いて。誰の名義が、どう変わったの」

「グレゴワ]]></summary>
    <published>2026-08-11T19:43:26+09:00</published>
    <updated>2026-08-11T19:43:26+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/9/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/9/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-視察、合格。だが王室の贈り物は「甘すぎた」](エピソード15)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「本当に、王都から人が来るのか……」

村の入り口で、村人たちが遠巻きに囁いていた。

土煙の向こうに、白い旗が見えてくる。

紋章は王家の紋、金糸の縁取りが陽に光っていた。

荷馬車の車輪が土をきし]]></summary>
    <published>2026-08-11T11:57:28+09:00</published>
    <updated>2026-08-11T11:57:28+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/15/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/15/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-燃える証拠、焼けた指先―リオネルが投げ捨てたのは、監査官の身分証だった](エピソード8)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[炎の中で、紙が黒く縮んでいく。

橙色の光が壁に揺れ、暖炉の奥から乾いた紙の焼ける匂いが立ちのぼる。

「先生、あれ!」

ジョエルの声を思い出す間もなく、リオネルは暖炉に駆け寄っていた。管理人らしき]]></summary>
    <published>2026-08-10T19:43:25+09:00</published>
    <updated>2026-08-10T19:43:25+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/8/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/8/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-「あなたじゃなくていい」と言われた令嬢、代わりに“伯爵家の名”で王室使者を迎え撃つ](エピソード14)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「また数えてるだけですか、リリアーナ様」

「数えるくらいしか、今日の私にはできることがないので」

堰のほとりで、リリアーナは記録板を胸に抱えていた。

石を積む男たちの声が、川音に混じって響いてく]]></summary>
    <published>2026-08-10T11:57:29+09:00</published>
    <updated>2026-08-10T11:57:29+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/14/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/14/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-「日付だけで、伝わりました」――二年前の恩を盾にされた監査官の告白](エピソード7)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「監査官の任命は、グレゴワール様の口利きでした」

リオネルが切り出したのは、夕食の片付けが終わった頃だった。エステルは手にしていた帳簿を、そっと机に置く。

ランプの芯が小さく爆ぜ、二人のあいだの沈]]></summary>
    <published>2026-08-09T19:43:16+09:00</published>
    <updated>2026-08-09T19:43:16+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/7/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/7/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-壁の次は、田だ――十年不作の村に、技士が「堰」を仕込む](エピソード13)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「壁のおかげで、もう魔物は怖くない」

村人の声が、朝日の中で軽やかに響いた。

「怖くない、ですか」

「ああ、あんたのおかげだ、ケンジさん」

「それは、ありがたいですけど」

「けど、なんです。]]></summary>
    <published>2026-08-09T11:57:31+09:00</published>
    <updated>2026-08-09T11:57:31+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/13/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/13/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-架空の工房、消えた金貨十二枚――行き着いた先は、あの人の名前](エピソード6)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「今回は……その、他を当たっていただけると」

祭事組合長ベルナールは、机の向こうで目を合わせなかった。広げられたままの祝祭予算の帳簿の上で、彼の指先だけが落ち着かなく動いている。

「他を当たる、と]]></summary>
    <published>2026-08-08T19:43:23+09:00</published>
    <updated>2026-08-08T19:43:23+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/6/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/6/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-魔物の角が砕け散った——二十日で固めた壁は無傷、跡地に眠るのは二千年前の石化した手](エピソード12)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[巨躯が月明かりを裂いて、壁へと突っ込んでくる。

角の先端が松明の光を弾き、白く光った。

蹄ではなく太い爪が地面を抉り、土くれが宙に散っていく。

風に乗って、獣の吐息の熱さまで伝わってくるようだっ]]></summary>
    <published>2026-08-08T11:58:02+09:00</published>
    <updated>2026-08-08T11:58:02+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/12/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/12/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-死んだ兵士の署名で、金貨は今も動いていた](エピソード5)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「決裁頁のない申立ては、受理できません」

財務省の窓口机に、エステルが差し出した申立書が突き返された。羊皮紙の端がわずかに反り返り、机の上で乾いた音を立てる。カウンターの向こうから、係員の視線が眼鏡]]></summary>
    <published>2026-08-07T19:43:23+09:00</published>
    <updated>2026-08-07T19:43:23+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/5/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/5/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-崩落した壁の代わりに、棟梁が「丈夫な方へ来い」と魔物を誘い込んだ](エピソード11)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[火口の方角から、黒い帯が斜面を這い上がってくる。

数えることを拒むほどの数だった。

先頭の影が松明の光を弾き返し、濡れたような黒さで蠢いている。

低い唸り声が幾重にも重なり合い、地鳴りのような響]]></summary>
    <published>2026-08-07T11:57:35+09:00</published>
    <updated>2026-08-07T11:57:35+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/11/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/11/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-証拠は灰になった。それでも、支払いは止める](エピソード4)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[デュボワ主計官の執務室には、書類の焼けた匂いがまだかすかに漂っていた。

壁際の書棚には分厚い台帳が隙間なく詰め込まれ、埃をかぶった背表紙が窓からの光を鈍く弾いている。机の上には給与台帳の写しが広げら]]></summary>
    <published>2026-08-06T19:43:33+09:00</published>
    <updated>2026-08-06T19:43:33+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/4/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/4/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-「もう十分だろう」と村議会に迫られた俺、七十枚の記録板で黙らせる](エピソード10)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「もう十分だろう、ケンジ殿」

集会所の中央に、ケンジは一人で立っていた。

薄暗い灯りの下、板張りの床がぎしりと軋む。

村人たちが半円に並び、値踏みするような目を向けてくる。

蝋燭の芯が爆ぜる音]]></summary>
    <published>2026-08-06T11:57:31+09:00</published>
    <updated>2026-08-06T11:57:31+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/10/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/10/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-判子が語る死者の給金――王室記録保管室と、日没までの証拠](エピソード3)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「遺族基金……お母様のお名前が、こんな形で出てくるなんて」

エステルは羊皮紙を見つめたまま、しばらく動かなかった。指先が紙の端を強く押さえ、爪の色が白く変わっている。リオネルがその手元を覗き込んだ。]]></summary>
    <published>2026-08-05T19:43:27+09:00</published>
    <updated>2026-08-05T19:43:27+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/3/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/3/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-試験荷重で壁は崩れ、リリアーナの腕は肘まで石になった](エピソード9)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[試験荷重の準備は、朝一番に始まった。

バルガスが太い丸太を担架のように担ぎ、七番区画の前に横たえる。

湿った木の匂いが、砂埃の混じる朝の空気に混ざっていく。

「ここに乗せて、上から押す。それだけ]]></summary>
    <published>2026-08-05T11:57:41+09:00</published>
    <updated>2026-08-05T11:57:41+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/9/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/9/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-依頼が半分消えても、あなたを雇い続けます](エピソード2)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「本当に、あの人を雇うんですか」

朝一番、事務所の扉を押し開けたオルタンスは、椅子に腰を下ろすなりそう切り出した。昨日までの丁寧な口調が消え、声に隠しきれない不安が滲んでいる。

「雇いました。それ]]></summary>
    <published>2026-08-04T19:43:36+09:00</published>
    <updated>2026-08-04T19:43:36+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/2/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/2/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-「安全な壁は、たった七つ」――急造の代償に村が割れた](エピソード8)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[朝の光が、壁の亀裂を白く浮かび上がらせていた。

湿った石灰の匂いが、まだ夜露を含んだ壁面から立ちのぼる。

バルガスが鑿の先で、そのひとすじをなぞる。

指の腹に伝わる感触に、彼の眉間が深く刻まれて]]></summary>
    <published>2026-08-04T11:57:45+09:00</published>
    <updated>2026-08-04T11:57:45+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/8/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/8/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[私を破滅させた監査官が、帳簿を片手に弟子入りしてきました　～数字は嘘をつかない。だからあなたの罪も、私への執着も、ぜんぶ暴いて差し上げます～-弟子入りは贖罪の証、この帳簿には嘘がない](エピソード1)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「——エステル・ド・ヴェルヌイユ様。あなたを陥れた報告書を、お返しに参りました」

扉の外から、聞き覚えのある声がした。算盤を弾く指が止まる。エステルは顔を上げず、帳簿の罫線に視線を留めたまま声だけを]]></summary>
    <published>2026-08-03T19:43:14+09:00</published>
    <updated>2026-08-03T19:43:14+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n1414mo/1/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n1414mo/1/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-四日で繋がった奇跡の壁、笑う彼女の手はもう石だった](エピソード7)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[第四区画に、リリアーナの指先が触れた。

灰色の生コンが、みるみる艶を失って固まっていく。

指先から広がる灰色の輪が、型枠の隅まで一息に染み渡っていった。

型枠の木肌に、灰色の湯気じみた冷気が這い]]></summary>
    <published>2026-08-02T11:57:27+09:00</published>
    <updated>2026-08-02T11:57:27+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/7/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/7/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-「たかが水」で壁の強度は半分になる――雨に浮かれる村人を止め、ケンジは一日分を全廃棄した](エピソード6)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[広場に木槌の音が響いていた。

濡れた石と木がぶつかる、乾いた音の連なり。

朝の空気にまだ湿りけはなく、土埃と灰の匂いが混じって漂っている。

「流れるぞー! みんな手を止めるな!」

「桶はこっち]]></summary>
    <published>2026-08-01T01:26:24+09:00</published>
    <updated>2026-08-01T01:26:24+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/6/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/6/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-桶が一斉に割れた朝、判明した真実「彼女の魔力は、強すぎた」](エピソード5)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[広場に朝日が差し込むと、村人の悲鳴が上がった。

「ひび割れてる! 全部だ!」

「一番も二番も、七番まで全部か!」

「昨日はあんなに綺麗に固まってたのに」

「触ったら崩れるんじゃないか、これ」
]]></summary>
    <published>2026-07-31T11:57:22+09:00</published>
    <updated>2026-07-31T11:57:22+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/5/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/5/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-「才能はいらない」と言った翌夜、七つの桶が彼女の指先で全部固まっていた](エピソード4)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[広場の隅に、木桶が七つ並んでいた。

朝の光が桶の縁を白く縁取り、まだ乾ききらない灰色の泥がぬらりと光っている。

子供が木札に小刀で線を刻みながら、声を張り上げる。

「四番! 四番できた!」

「]]></summary>
    <published>2026-07-30T11:23:31+09:00</published>
    <updated>2026-07-30T11:23:31+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/4/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/4/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-「間に合わない」灰300樽の絶望、俺は石垣を&quot;型枠&quot;に変えて村を救う](エピソード3)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「壁一枚に、灰がおよそ三百樽。石灰石は百五十樽ってところですね」

ケンジが板に炭で数字を書きなぐると、広場に集まった村人たちの間から低いどよめきが起きた。バルガスが太い眉を寄せ、板をのぞきこむ。

]]></summary>
    <published>2026-07-28T19:31:01+09:00</published>
    <updated>2026-07-28T19:31:01+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/3/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/3/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-日暮れまで四刻、鉄槌に挑む――泥が石を超えた日](エピソード2)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[「日暮れまでに見せろ。俺の鉄槌に耐えられるならな」

バルガスの声に、村人たちがどよめいた。ケンジは崩れかけた試験片を握りしめ、傾き始めた太陽を見上げた。

「日暮れまで、あとどれくらいです」

「陽]]></summary>
    <published>2026-07-28T19:30:32+09:00</published>
    <updated>2026-07-28T19:30:32+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/2/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/2/</id>
  </entry>
  <entry>
    <title type="html"><![CDATA[連載作品[「泥水遊び」と追放されたアラフォー品質管理技士、辺境の火山灰と石灰石で『古代魔法コンクリート』を再現し、魔王軍が諦める最強要塞都市を築き始める-泥遊びと呼ばれた技術](エピソード1)]]></title>
    <summary type="html"><![CDATA[乾いた音が、謁見の間に響く。ケンジが石畳に打ちつけたのは、こぶしほどの灰色の塊――コンクリートの供試体だった。

二度、三度と打ちつけても、音が高くなるだけだ。欠片ひとつ、剥がれない。

「泥遊びがし]]></summary>
    <published>2026-07-26T00:34:05+09:00</published>
    <updated>2026-07-26T00:34:05+09:00</updated>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://ncode.syosetu.com/n2285mn/1/"/>
    <id>https://ncode.syosetu.com/n2285mn/1/</id>
  </entry>
</feed>
